元マラソン選手として活躍された福士加代子さんは、いつも明るく、楽しそうに走る姿が印象的でした。
福士加代子さんは青森県北津軽郡の出身で、ご両親が理容室を営んでいたことが知られています。
そんな福士加代子さんは、どんな家庭で育ち、ご両親家族もスポーツマンだったのか気になりところですね。
今回は、福士加代子さんの実家やご両親のスポーツ歴、学歴、そして陸上選手としての経歴について詳しくご紹介します。
福士加代子の実家はどこ？
福士加代子さんの実家は、青森県北津軽郡板柳町にあります。
ご両親は、理容室を営んでおり福士加代子さんはその環境で育ちました。
福士加代子さんの実家のお店の名前や具体的な場所については公開されていません。
家族構成は両親と兄2人の5人家族で、福士さんは末っ子です。
幼少期は引っ込み思案な性格でしたが、家族から大切にされ、特に兄たちからかわいがられていたといいます。
福士加代子の父親や母親は？
福士加代子さんのご両親は、青森県北津軽郡で理容室を経営されています。
- 父親：福士正幸さん （73歳〜74歳）
- 母親：福士ちぎ子さん （72〜73歳）
ご両親は現在も青森県に住んでおられると思われます。
福士加代子の父親もスポーツマンだった？
福士加代子さんの父親・福士正幸さんは、スポーツマンだったことがわかるエピソードがたくさんあります。
父親・福士正幸さんは、学生時代は野球をしており、地域の大会ではエースとして活躍されていたそうです。
地元のスポーツ振興にも熱心で、青少年の育成にも貢献されていたそうです。
また、スポーツ好きで、「弘前アップルマラソン」にゲストランナーとして娘の福士加代子さんと一緒に走った経験があります。
地元で指名手配犯の逮捕に貢献したことがあり、警察から感謝状を受け取ったこともあるそうです。
福士加代子さんの父親はスポーツマンだったことがわかりますね。
娘の競技生活を温かく見守り、「よく頑張った」とねぎらう姿勢が報じられていて、家族全員で陸上競技を応援していたエピソードが知られています。
福士加代子の母親は
母親の福士ちぎ子さんも理容師で、夫とともに理容室を切り盛りしていました。
福士ちぎ子さんは、父親・福士正幸さんより1歳年下のようです。
母親の福士ちぎ子さんは、福士加代子さんの陸上人生を支える存在でした。
福士加代子さんの高校時代から栄養管理にも気を配り、バランスの取れた食事を作り、遠征の際には、おにぎりやおかずを手作りしていたそうです。
母親の福士ちぎ子さんは、人前に出ることを嫌う性格でしたが、福士さんの引退セレモニーでは紹介されて立ち上がり、周囲を驚かせました。
ご両親の深い愛情とサポートが、福士加代子さんの陸上競技人生を支えてきたことがよくわかりますね。
福士加代子の出身高校や大学は？
福士加代子さんの出身高校は青森県立五所川原工業高等学校です。
大学には進学せず、高校卒業後の2000年にワコールへ入社しました。
高校時代のエピソード
福士加代子さんは、中学時代はソフトボール部に所属していましたが、高校入学後に陸上競技を始めました。
きっかけは、友人の誘いでした。
高校2年生の時、インターハイの合宿に参加し、全国レベルの選手の練習についていけたことが大きな刺激となりました。
当初は実家の理容室を継ぐため理容師資格の取得を目指していましたが、その試験日とインターハイの日程が重なり、陸上競技を選びました。
福士加代子さんの高校時代は無名の選手でしたが、後に名将と呼ばれるワコール・永山忠幸監督に指導を受けました。
福士加代子の経歴
福士加代子さんは、オリンピック4大会連続出場を果たし、トラック競技からマラソンまで幅広く活躍した日本を代表する長距離ランナーでした。
福士加代子さんは高校卒業後、ワコールに入社して本格的に陸上競技選手としてキャリアをスタートさせます。
主な経歴は以下の通りです。
- 2000年: ワコールに入社し、本格的に陸上競技選手としてのキャリアをスタート
- 2004年: アテネオリンピック出場（長距離走）
- 2006年: ドーハアジア競技大会女子10000mで金メダル獲得
- 2008年: 北京オリンピック出場（長距離走）、初マラソン挑戦
- 2012年: ロンドンオリンピック出場（長距離走）
- 2013年: 世界陸上モスクワ大会女子マラソンで銅メダル獲得、大阪国際女子マラソンで初優勝（後の繰り上げ）
- 2016年: リオデジャネイロオリンピック出場（マラソン）、大阪国際女子マラソンで優勝
- 2022年1月30日: 大阪ハーフマラソンを最後に現役引退
- 現在: ワコール女子陸上競技部スパークエンジェルスのアドバイザー
- 2023年3月: 「CW-X」のWOMEN’Sアンバサダーに就任
競技記録
- ハーフマラソン、10km、15kmの元アジア記録保持者
- 3000m、5000mの元日本記録保持者
- マラソン自己ベスト: 2時間22分17秒（2016年大阪国際女子マラソン）
まとめ
福士加代子さんは、青森県北津軽郡板柳町の理容室の家庭で育ちました。
ご両親はスポーツ好きで、家族全体で福士さんの陸上人生を支えてきました。
高校時代から陸上競技を本格的に始め、ワコールに入社後、世界的な選手へと成長。オリンピックや世界陸上で活躍し、日本女子長距離界を牽引しました。
現在は競技を引退し、ワコール陸上部のアドバイザーやアンバサダーとして活動を続けています。
福士加代子さんの今後の活躍にも期待が集まります！
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