船場ビルディング|パティオ風の中庭が特徴!人気のレトロビル

堺筋エリア

船場ビルディングは大阪市中央区にある1925年(大正14)に完成した住宅及び事務所として建てられました。

船場ビルディングが完成した頃は、ビル周辺は木造住宅だったことから、当時としては珍しく地上4階、地下1階の建物でひときわ目立っていたビルのようです。

そんな船場ビルディングの外装は、タイル張りの普通のビルなのですが、中の設計には驚かされます。

そこで今回は、船場ビルディングの歴史や魅力などについてご紹介します。

この記事でわかること
  • 船場ビルディングの概要と歴史
  • 船場ビルディングの魅力は?
  • 船場ビルディングの現在は?

船場ビルディングの概要と歴史

船場ビルディングは、1925年の大正14年に完成した住宅と事務所を併せ持つビルとして建てられました。

船場ビルディングの建物概要

出典:船場ビルディング公式サイト
  • 名称:船場ビルディング
  • 建築年:1925年(大正14年)
  • 設計:村上徹一
  • 所在地:大阪市中央区淡路町2-5-8
  • 構造:耐震耐火鉄筋コンクリート、レンガ工法、地下1階、地上5階
  • アクセス:大阪メトロ堺筋線 北浜駅 徒歩7分

船場ビルディングは、大正時代の雰囲気の当時の姿のまま現在も活用されているビルになります。

現在、国の登録有形文化財に指定されています。

船場ビルディング外観は、アール・デコ様式の比較的簡素なものですが、ビルの中に入ると機能性、構造性、装飾性に富んだ建物となっています。

ビルの歴史と構造についてご紹介しますね。

船場ビルディングの歴史

船場ビルディングは、かつて「大大阪」とよばれる大阪の経済の船場地域に職住一体型という、日本初ともいえる斬新なビルとして注目を集めました。

船場ビルディングは、1925年(大正14年)に建築家の村上徹一氏の設計で建築されました。

船場ビルディングは、船場の経済中心ということから、ビルの中までトラックや荷馬車を引き込むのに大変便利な設計となっています。

そのため消音効果も兼ねて床一面に木レンガが敷き詰められていました。

現在もほとんど形を変えず、テナントオフィスビルとして活用されています。

船場ビルディングの魅力ポイントは?

レトロビルとして知られている船場ビルディングのレトロな魅力をご紹介します!

  • パティオ風中庭
  • スクラッチタイルの外観
  • 2階から4階の回廊

魅力ポイント:パティオ風中庭

船場ビルディングには、建設完成当時からの設計で吹き抜けの中庭があります。

当時は、大阪の経済の中心ということから荷物を乗せたトラックや荷馬車がビルの中まで運び入れるために設けられました。

このビルは、住居と事務所が入所することから中庭の床には木レンガが使用されています。

現在は、植物やベンチが置かれ吹き抜けの空間も素晴らしいです。

ヨーロッパを思わせる造りが素敵ですよね。

魅力ポイント:スクラッチタイルの外装

船場ビルディングも1920年〜1930年に流行したアール・デコ調のスタイルでスクラッチタイルを使用した外装が魅力です。

2〜4階はスクラッチタイルを使用し、上下には乳白色のタイルでシンプルなデザインとなっています。

SEN
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スクラッチタイルは昭和初めに流行した外壁用のタイルです

スクラッチタイルは、櫛で引っかいたような細い溝の模様があるタイルで、原料に含まれる鉄分などの影響で赤茶色ものが多く、素焼きの素材感があります。

魅力ポイント:2階から4階の回廊

中庭を囲むように回廊となっています。

どの位置からも中庭が見ることでき、それぞれの部屋に外気が入る設計で照明、エアコンのような働きもあったようです。

現在も船場ビルディングは人気のオフィスビル!

現在の船場ビルディングは、人気のテナントオフィスとして活用されていて、とても人気の場所となっています。

人気でなかなか空きがないそうですよ。

まとめ

今回は、大阪市中央区にある船場ビルディングの魅力についてご紹介しました!

船場ビルディングは、大正14年に住居と事務所として建築されました。

船場ビルディングの外観はクラッチタイルを使用したシンプルなものですが、内部は4階までの吹き抜けの中庭があるのが特徴です。

現在も、テナントオフィスとして活用されていて人気ビルとなっています。