大阪倶楽部の見学方法は?大正ロマンの社交場で歴史もすごい!

四ツ橋エリア

大阪倶楽部は大阪市中央区にある1924年(大正13)に完成した会員制社交倶楽部として建てられました。

大阪倶楽部は大正時代に活躍した建築家の安井武雄氏の代表的な建物で、現在も活用されている貴重なものになります。

そんな大阪倶楽部の魅力は、大正のモダン建築の外観と優雅で豪華な内装ですが、一般でも見学ができるのか気になりますね。

そこで今回は、大阪倶楽部の見学ができるのか、歴史や魅力などをご紹介します。

この記事でわかること
  • 大阪倶楽部の見学方法
  • 大阪倶楽部の概要と歴史
  • 大阪倶楽部の魅了ポイント

大阪倶楽部の見学方法は?

大阪倶楽部の見学は、2カ月ごとに開催される「館内見学会」に申し込むと可能です。

【館内見学会】

現在も会員制の社交クラブとして使われているため、一般の人が中に入ることはできません。

見学会に参加するには、大阪倶楽部公式サイトから申し込みとなります。

参加できる人数は、20〜30人ぐらいの少人数となっています。

この見学会では、スタッフによる各部屋を案内してもらえ、特徴や歴史などを説明を聞くことができます。
そして、大阪倶楽部内のレストランでのランチ付きとなっています!

公開見学会の開催日などについては、大阪倶楽部公式サイトでご確認ください。

大阪倶楽部の概要と歴史

大阪倶楽部は、1924年の大正13年に完成した社交倶楽部の建物として建てられました。

大阪倶楽部の建物概要

大阪倶楽部外観
  • 名称:大阪倶楽部
  • 建築年:1924年(大正13年)
  • 設計:安井武雄
  • 所在地:大阪府大阪市中央区今橋4-4-11
  • 構造:鉄筋コンクリート地下1階、地上4階
  • アクセス:大阪メトロ御堂筋線 淀屋橋駅より徒歩5分

大阪倶楽部は、大正時代の雰囲気の当時の姿のまま現在も活用されているビルになります。

とても貴重ですね。

1992年に登録有形文化財に指定されています。

大阪倶楽部の外観は、旧ローマ市街のような建築で1階は石のアーチで装飾されていて、南欧スタイルを取り入れたものになっています。

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ヨーロッパを思わせるデザインになっているのが特徴!

大阪倶楽部ビルの歴史をご紹介しますね。

大阪倶楽部の歴史

大阪倶楽部は、大正元年に大阪経済界の社交倶楽部として創立し、大正2年に木造建築の会館が作られました。

しかし、1922年(大正11年)に火事で焼失してしまいます。

2代目に当たる現在の大阪倶楽部は、安井武雄氏の「自由様式」による設計にて1924年に完成しています。

社交クラブとしては、現在も使用されていてその歴史は100年以上になります。

大阪倶楽部ビルは、大阪屈指のビジネス街の高層ビルの中にあり、歴史と大正ロマンを感じさせ、ひときわ異彩を放っています。

建築家・安井武雄氏は関西中心に活躍し、高麗橋野村ビルディングや大阪ガスビルディングを設計しています。

大阪倶楽部の魅力ポイントは?

レトロビルとして知られている大阪倶楽部のレトロな魅力をご紹介します!

  • 外観の石のアーチと装飾
  • 窓の装飾とステンドグラス
  • 大正ロマンな内装

魅力ポイント:石のアーチと装飾

大阪倶楽部外観は、ヨーロッパ建築によく見られる石のアーチが施され、柱には唐草の縁取されています。
唐草の縁取りなど細部の彫刻には東洋や中近東のモチーフを取り入れられていて、魅力的なデザインとなっています。

正面のアーチの横のトーテンポールが立ち、その上に魚や獣のような彫刻がのっています。
この彫刻が何なのかはわかっていないそうです。

大阪倶楽部ビルの窓の装飾や外観のタイル張りも素敵です。

こちらのビルも1920年〜1930年に流行したアール・デコ調のスタイルでスクラッチタイルを使用した外装となっています。

スクラッチタイルは、櫛で引っかいたような細い溝の模様があるタイルで、原料に含まれる鉄分などの影響で赤茶色ものが多く、素焼きの素材感があります。

魅力ポイント:窓の装飾とステンドグラス

大阪倶楽部の2階と4階の窓には、彫刻で装飾されたひさしが建物の立体感を出しています。

大阪倶楽部の正面の窓の下にはエンブレムが飾られています。
そのエンブレムは、『O』と『C』を合わせてものがデザインされ、陶器で作られているようです。

西側のある縦長窓は、小さいスペイン風のバルコニーが設置され、上のひさしに獅子の彫刻が置かれています。
この窓にはステンドガラスがはめられています。

とても凝ってあるデザインになっています。

魅力ポイント:大正ロマンな内装

大阪倶楽部の内部も当時のままで保存されているようです。

玄関ホール入るとすぐに鬼の面の泉盤があり、驚かされます。
これは、会館を災いから守るという意味から設置されていたようです。

玄関の床は、黒と白の市松模様となっていて、この床材は国会記事堂と同じものだそうです。

そして、赤い絨毯張りの階段や各部屋の柱には彫刻されて豪華さが感じられます。

大大阪時代の豊かさを感じさせます。

大阪倶楽部は現在も社交倶楽部として活用!

大阪倶楽部は、現在も会員制の社交クラブとして活用されています。

大阪の企業OB、教授、医者、弁護士、企業経営者など約1,130名の方が会員となっているそうです。

普段は会員の方しか入れない施設となっています。

まとめ

今回は、レトロ建築で知られている大阪倶楽部の見学方法や歴史と魅力についてご紹介しました!

普段は一般公開などはしていませんが、2ヶ月ごとに見学会が開催されています。
見学会の申し込みは、大阪倶楽部公式サイトから行います。

大阪倶楽部は、大正13年に大阪経済界の社交倶楽部として建築されました。

設計は、関西を中心に活躍した安井武雄氏による西洋デザインに東洋風を取り入れたものになっています。

一度は訪ねてみたい大正ロマンのビルです。