生駒ビルヂング|屋上の時計塔がシンボル!遊び心の外観で見学できる!

堺筋エリア

生駒ビルヂングは大阪市中央区にある1930年完成した生駒時計店の本店として建てられました。

生駒時計店は明治3年創業の老舗時計店です。

生駒ビルヂングは当時としては珍しく5階建で屋上には大きな時計台がある立派な建物で知られています。

そんな生駒ビルヂングの外装は、時計店らしいデザインで内装も現在もそのままの状態で活用されています。

今回は、生駒ビルヂングの歴史や魅力などについてご紹介します。

この記事でわかること
  • 生駒ビルヂングの概要と歴史
  • 生駒ビルヂングの魅力は?
  • 生駒ビルヂングの現在は?

生駒ビルヂングの概要と歴史

生駒ビルヂングは、明治3年創立の時計店本社として1930年(昭和5年)に建てられました。

生駒ビルヂングの建物概要

出典:大阪公式観光情報
  • 名称:生駒ビルヂング
  • 旧称:生駒時計店
  • 建築年:1930年(昭和5年)
  • 設計:宗建築事務所
  • 所在地:大阪市中央区平野町2−2−12
  • 構造:鉄筋コンクリート造地上5階、地下1階
  • アクセス:地下鉄堺筋線北浜駅 徒歩2分

生駒時計店は、明治3年に『大権堂』という屋号で創立され、1930年(昭和5年)に舶来時計を扱う生駒時計店に名称が変わり、店舗兼事務所として建てられました。

登録有形文化財に登録されている歴史あるビルです。

ビルデザインは、1920年〜1930年に流行したアール・デコ様式の外観で、機械的な直線や形が特徴となっています。

生駒ビルヂングの歴史

生駒ビルヂングは、1930年(昭和5年)に生駒商店(現・生駒時計店)の10代目生駒権七氏によって、関西建築業界の重鎮の宗建築設計事務所の設計で施工は大林組によって建築されました。

ビルの全ての窓に防火シャッター、出入り口には鉄扉を設置し、防火性にも優れたビルとなっていました。
この防火性が1945年(昭和20年)にも焼けずに残ったそうです。

過去には金属類回収令に応じ、ほとんどの金属類を回収されてしまったそうですが、当時の混乱で存在を忘れ去られていた時計塔の鐘だけは、回収されず手元に残ったと言われています。

その後、外装や内装の修繕等が行われました。

1997(平成9)年の登録有形文化財指定を受け、現在は、生駒時計店だけでなく、レンタルオフィスなどとして使われています。

また、1階はカフェもあり、当時の内装を見学することもできますよ。

生駒ビルヂングの魅力ポイントは?

レトロビルとして知られている生駒ビルヂングのレトロな魅力をご紹介します!

  • 屋上の時計塔
  • 出窓と丸窓の振り子のデザインとスクラッチタイルの外装
  • 鷲のモチーフ

魅力ポイント:屋上の時計塔

生駒ビルヂングには、建設完成当時から屋上に時計塔のあるビルで注目されました。

時計塔に設置されている時計は、今も動いていて通りを歩く人々に時刻を告げています。

今も時を刻んでいるのには驚きですね。

魅力ポイント:振り子のデザインとスクラッチタイルの外装

1920年〜1930年に流行したアール・デコ調のスタイルでスクラッチタイルを使用した外装が魅力です。

そして、時計塔の下の縦長の出窓と丸窓壁には時計の振り子を模したデザインも遊び心があり素敵です!

SEN
SEN

スクラッチタイルは昭和初めに流行した外壁用のタイルです

スクラッチタイルは、櫛で引っかいたような細い溝の模様があるタイルで、原料に含まれる鉄分などの影響で赤茶色ものが多く、素焼きの素材感があります。

魅力ポイント:丸窓の鷲のモチーフ

1階のショーウィンドウの上には鷹の彫刻が装飾されています。
全部で7体も!

下の通りを歩く人たちを見守っているように見えますね。

現在の生駒ビルヂングはカフェとレンタルオフィスで活用

現在の生駒ビルヂングは、1階にはイタリアンカフェがあり、そのカフェの内装も当時のままの大理石の階段やステンドガラスなどを見ることできます。

2階からはレンタルオフィスとして現在も利用されていて、モダンオフィスとして人気となっています。

まとめ

今回は、大阪市中央区にある生駒ビルヂングの魅力についてご紹介しました!

生駒ビルヂングは、昭和5年に生駒時計店の店舗兼事務所として建築されました。

生駒ビルヂングには時計塔があることが特徴で、外観のデザインも振り子時計を模したものや鷹の彫刻などを装飾があることも魅了です。

現在は、カフェやレンタルオフィスとして人気ビルとなっています。